第13回 日本安全学教育研究会
日程 平成30年8月18日(土)・19日(日)・20日(月)
開催場所 金沢大学(石川県)
金沢大学開催の日本安全学教育研究会は、無事終了いたしました。
暑さ続く中、ご参加ご協力の皆様ありがとうございました。
大学や各分野の安全現場での教科書や安全教育資料として、日本安全学教育研究会誌をご活用ください。またご参加になれなかった安全学にご興味のある個人の方も是非お申し出ください。下のお問合せフォームより購入手続きが行えます。(バックナンバーも取り揃えています。)
発行所 日本安全学教育研究会
定価 2000円(プラス送料)
”日本安全学教育研究会誌 Vol.11 2018″と記しお求めください。またバックナンバーは、下記のナンバーをご用意しております。
”日本安全学教育研究会誌 Vol.10 2017″
”日本安全学教育研究会誌 Vol.9 2016″
”日本安全学教育研究会誌 Vol.8 2015″
”日本安全学教育研究会誌 Vol.7 2014″
”日本安全学教育研究会誌 Vol.6 2013″
”日本安全学教育研究会誌 Vol.5 2012
”日本安全学教育研究会誌 Vol.4 2011″
”日本安全学教育研究会誌 Vol.3 2010″
”日本安全学教育研究会誌 Vol.2 2009″
”日本安全学教育研究会誌 Vol.1 2008″
日本安全学教育研究会の開催にあたって
会長 向殿政男
今年も“いろいろな『安全』”を考えて、会場を金沢大学にお願いして、また、会員の皆様からの話題提供とともに金沢大学からも多くの安全に関係する研究者からの特別講演をお願いして、本研究会を開催する運びとなりました。今回で13回目を迎えることができたことは、会員皆様のご協力のたまものです。特に、これまでの研究会でも同様でしたが、月僧博和幹事長と桝本洋樹事務局長はじめとする関係者のご努力なしには開催は困難でありました。そのご努力に対して、ここに深く感謝申し上げる次第です。
安全問題は、いつの時代でも身の回りで常に存在し、発生しています。最近でも、大阪における地震等の自然災害問題、新幹線の台車亀裂や小学校のブロック塀倒壊等のものづくり安全の問題、相手は誰でもよかったと称する新幹線列車内などでの無差別殺傷事件等の防犯問題、大手企業のデータ改ざん等の法令違反やコンプライアンス問題、増加しつつある大手製造業における労働死亡災害問題、IoT時代におけるインターネット経由でのセキュリティ問題等々、実に幅の広いものがあります。自然科学に基づく安全技術だけでも、社会科学に基づく基準・規制・組織体制だけでも、また、人文科学に基づく人間の力量や注意力だけでも対応することは困難です。安全は、学問領域を超えて、全体で総括的に、統一的に、協調して実現する必要があり、まさしく、安全学の視点が不可欠の時代に入りました。
安全学の教育カリキュラムを確立して、我が国の小、中、高等学校はもちろんのこと、大学でも安全学の教育を実施してもらい、安全学の思想や考え方を普及させることによって、我が国の安全文化の醸成に貢献すること、それが本研究会の本来の目的の一つになっています。本研究会はこの本来の目的を忘れずに、常に根本に戻って議論を重ね、安全学教育の確立・普及という将来に残る仕事を実施する使命があると考えます。引き続いての会員各位のご協力とご努力をお願いする次第です。
最後に、今回、会場をお借りし、特別講演をはじめとして全面的にご協力を頂いた金沢大学の関係各位に、深く感謝を申し上げる次第です。
(2018年8月記す)
8/18公開講座プログラム(1日目)
8/19公開講座プログラム(2日目)
8/20公開講座プログラム(3日目)



